相対性理論：シフォン主義

ハイファイ新書があまりにもよかったのだけれど、PVでみた「LOVEずっきゅん」はあんまり趣味でないかなと思い買っていなかったアルバムです。最近新しい音楽がないなと思っていたので、本日iTunesで衝動買いしました。

そしたら良かった！音程は意図的とは思えないくらいだるくずれてるし、ベースとドラムはメリハリが無いし、ギターはうるさいし、ハイファイ新書に比べると全然音楽的なレベルは低いと思うけど、でもとても良い。

「LOVEずっきゅん」はもっとロックナンバーかと思っていたけど、意外と懐かしい感じのメロディーで、しかも「LOVE　LOVE　LOVEずっきゅん　はー」の「はー」のところが超かわいい。あと、誰かが書いていたけど、その次の曲のサビも凄くて、「コントレックス箱買い　コントレックス箱買い　コントレックス箱箱箱買い〜」ですよ！凄い！！

曲調は、アジカンに小島真由美をまぜて音程を少し下げた感じ、つまり既視感というか、既聴感あふれてしまうのだけれど、でも、勢いがあってかっこよいです。５曲で１６分、７５０円という潔さもよい。気持ちよく歌っておわり、という姿勢が素敵です。

シフォン主義